ミルクブッシュ / Euphorbia tirucalli
ミルクブッシュ / Euphorbia tirucalli
まるで陸に上がった珊瑚のような、斬新なその姿。
見るものを圧倒する多肉植物。
熱帯アフリカや南アフリカが原産のミルクブッシュは、その多肉質な枝姿から「ミドリサンゴ」の別名を持ちます。
実は、冷気に当たると、まるで紅葉のように緑色から赤色に変化するという不思議な生態をしています。
エキゾチックなグラデーションに変化するその姿も魅力のひとつです。
少ない水やりで、育てやすい。
ミルクブッシュは寒さに気をつけて日当たりのよいところに置きましょう。
多肉質な枝に水を蓄えるので、乾燥気味に育てればよく、家を空けたり水やりを忘れがちな、忙しい方にもぴったりです。
ウネウネと曲がる、芸術的なオブジェのような佇まい。
珊瑚のように枝分かれした先には小さい葉をたくさんつけ、その芸術的な姿は、お部屋に彩りを加えてくれるオブジェのような佇まいです。
枝に切りこみを入れると、切口から白いミルクのような樹液が出ることから“Milkbush”という名が付いています。
ただ、この樹液は触るとかぶれるため、小さな子どもやペットのいるご家庭は気をつけてください。
Difficulty
EASY HARD
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Size
・高さ:70-80cm程度
・鉢:5号
・鉢カバー:φ22cm×H22cm
Pot
・素材:ファイバーセメント
・質感:マット
How to Care
■置き場所
ある程度の耐陰性はありますが、日光を好む植物です。
窓際など風通しがよく明るい場所に置くようにしましょう。
強い直射日光や西日は葉焼けの原因となるので、レースカーテン越しに柔らかい光が入る場所がおすすめです。
■水やり
土の表面が乾いたらたっぷり水を与えてください。寒くなってきたら水やりの回数を減らしましょう。
葉の乾燥や害虫を防ぐためには、霧吹きで葉を濡らす「葉水」をこまめに行うのが効果的です。
■温度管理
観葉植物の多くは寒さが苦手です。10℃を下回らない場所に置きましょう。
【付属品】
受皿・マルチング材(やしがわ)・ケアカード